福西電機株式会社

RFID

ついに普及拡大となるか。
人手不足と低価格化で需要が広がるRFID市場。

2018.01.30

  • 海外を中心にRFIDの出荷が急増し、国内市場にも波及。
  • 各市場で期待されるRFIDの活用方法。
  • RFID導入へ。費用対効果をいかに上げていくか。

海外を中心にRFIDの出荷が急増し、国内市場にも波及。

多くの自動認識システムの中で、長い読取距離や対環境性、信頼性等の特長を持つ「RFID(Radio Frequency IDentification)」。10年以上前から大きな市場成長が期待されてきた技術ですが、コスト面の課題などから本格的な普及は遅れていました。

しかし海外では近年、低コスト化しやすいUHF帯を中心に需要が急増しています。アパレルや小売、物流といった業界では在庫管理や検品にRFIDが用いられており、作業効率化に大きな役目を果たしています。
一方、国内では海外に比べて普及が遅れていましたが、機能の高度化してきたことに加え、関連機器・ソフトウェアの充実に合わせて活用方法が広がり、それと共に広い分野で着実に使われる土台ができあがってきたと言える状況を迎えています。

各市場で期待されるRFIDの活用方法。

例えば工場では、RFIDを活用し製品のトレーサビリティ。いつ・誰が・何の部材を・どの製品に組み込んだかなどの情報を、作業者に負担をかけることなく収集し、生産リードタイムの削減や生産効率の向上を実現しています。
また社員証(ICカード)と装置を連携させログイン認証システムを導入することでセキュリティ対策を行うことも可能です。

さらに店舗では、上記のような業務効率化からさらに進み、ネットワーク化された無人店舗の実現に向けて、RFIDが用いられています。ここでは商品の一つひとつに、RFIDが埋め込まれたシールが貼り付けられ、カゴのままレジに置いただけで会計処理が行われるというような仕組みづくりが進行しています。

RFID導入へ。費用対効果をいかに上げていくか。

公共インフラでもRFIDの導入は進んでいます。交通管理はもちろん、構造物にRFIDを組込み、センシング技術と組み合わせて点検業務に活用していくことも検討されています。さまざまなものの情報が収集・分析され、活用されるICT社会において、身の回りのもの全てにRFIDが組み込まれることもそう遠くないのかもしれません。

その中で依然として課題に残っているのは、やはりコスト面。比較的安くなったとは言え、使い捨てにもなりがちなICタグを導入するのには、まだ躊躇してしまう方が多いというのが現実です。
RFIDを活用していかに費用対効果を上げていくか。福西電機では、製造・物流・店舗などのさまざまなシーンにおいて、現場知見とメーカーフリーの商品ネットワークよりお客様のニーズに合わせたRFIDソリューションをご提案してまいります。

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