NET ZERO ENERGY BUILDINGZEB

Net Zero Energy Building（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことなどです。

建物のエネルギー消費量をゼロにするには、大幅な省エネルギーと、大量の創エネルギーが必要です。そこで、ゼロエネルギーの達成状況に応じて、4段階のZEBシリーズが定義されています。

1. ZEB Oriented
   （オフィス・学校・工場等は　40%以上削減、ホテル・病院・飲食店等は30%以上削減）
   建築物の延べ面積10,000㎡以上の建築物で、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から用途毎に規定する一次エネルギー消費量を削減、かつ、未評価技術を導入したもの
2. ZEB Ready
   （50％以上削減）
   再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量を削減した建物
3. Nearly ZEB
   （75％以上削減）
   ZEB Readyの要件（省エネ50%以上）を満たし、かつ、再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から75％以上100％未満の一次エネルギー消費量を削減した建物
4. 『ZEB』
   （100％以上削減）
   ZEB Readyの要件（省エネ50%以上）を満たし、かつ、再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から100％以上の一次エネルギー消費量を削減した建物

ZEBを実現するための技術は、消費するエネルギーを減らすための技術（省エネ技術）とエネルギーを創るための技術（創エネ技術）に分けられます。さらに省エネ技術は、「建物内の環境を適切に維持するために必要なエネルギー量（エネルギーの需要）を減らすための技術（パッシブ技術）」と「エネルギーを効率的に利用するための技術（アクティブ技術）」に分けることができます。

福西電機は2024年1月、一般社団法人環境共創イニシアチブが公募する「ZEBプランナー」に登録されました。

• ZEBプランナー登録番号：ZEB2023P-00133
• 登録名称（法人名）：福西電機株式会社
• 登録種別：コンサルティング等

既存の建物の仕様により必要なZEB 化対策が異なります。下記の条件に合わせて、ご提案いたします。

2025年度には自社が受注するコンサルティング業務のうち、ZEBが占める割合が50%以上となるよう目指しています。

（2024年4月1日現在）